ポケコンの代替 その42026/08/26 22:48

TI-84 Plus Silver Editionの中古を購入した。

テキサス・インスツルメンツが製造していたグラフ関数電卓で、
TI-BASICと言われるプログラム言語が使用できる。

ポケコンの代替 その2で書いたCASIOのグラフ関数電卓のTI版で、
アメリカでは圧倒的シェアを誇っていたようだ。

現行機種ではカラー液晶になりCPUなども強化されているようだが、
ポケコンの代替としては白黒液晶のほうがロマンを掻き立てる。
CASIOとの外観比較はこんな感じ。(中央の機種)

TI-84Plus-1
TI-84Plus-2

仕様の近いfx-9750GIIIと比較しても、液晶の横ドット数が96ドットと狭い。
CPUもZ80 15MHzと非力で、ユーザー利用可能メモリは24kB程度。
まあ、2004年販売開始というロートルもロートルな機種だから致し方なし。

ちなみに、この機種が使えるTI-BASICというプログラム言語、
CASIO BASICに負けず劣らず癖が強いプログラム言語のようだ。
資料関係は英語ばかりで苦労しそうだが、ちょっと勉強してみよう。

なお、中古購入したこの機種だが、目立つ傷も塗装剥がれも無く、
とても状態の良いものだった。
使用感が無く、電池抜いた状態でずっと保管されていたんだろうなって感じ。
大当たり品でした。

Digital Synth PRA32-U22026/08/19 23:40

Digital Synth PRA32-U2という自作シンセサイザーを見つけた。

Raspberry Pi Pico 2を使ったシンセサイザーで、
回路やコードがgithubに公開されている。ありがたい。

USBでパソコンに接続するとUSB MIDI音源と認識され、
同時発音数は4音で、コーラスとディレイエフェクトを搭載している。
MIDI入力も可能。

今回はOLEDディスプレイやスイッチを設ける「PRA32-U2/P」を作った。
また、以前作ったUSB MIDI ホスト変換器を内蔵させて、
USBキーボードを接続できるようにした。

Raspberry Pi Pico 2互換機、PCM5012A DAC、0.96インチOLED、
RP2040-ZERO、タクトスイッチ、可変抵抗が主な材料だ。
ケースはいつもの100均木箱。

PRA32-U2-1

ほぼ順調に組立終わったが、唯一つまづいたのがPCM5012A DACだった。
今回は格安PCM5012A DACモジュールを使ったのだが、
これには基板上にジャンパーする箇所があり、それにより動作モードを設定する。
ハンダを盛ってジャンパーするのだが、元からジャンパーしてある物もあれば、
ジャンパーしていない物もある。

今回の物はジャンパーしていない物だったようで、
組立後にワクワクしながら電源を入れても音が出ず、
あわてて電源を切って回路を確かめたりした後、PCM5012Aのせいだと気付く。

いろいろと音をいじれるのはやっぱり楽しい。

楽しいのだが・・・
自分の使い方だと、以前作った「MIDI音源 VS1053B」の使用頻度が高いな。
スピーカー内蔵したから準備が簡単だし、ちょっと弾くって時は素早くできる。
素早いといったら、持ってる中じゃYAMAHA PSS-A50が一番なんだけど。

PRA32-U2-2

MIDI音源 mt-32pi2026/07/05 23:08

mt-32piというものがある。
Raspberry Pi 3以降で動く、ソフトウェアMIDIシンセサイザーだ。

Roland MT-32という、40年近く前のシンセサイザーをエミュレートし、
また、サウンドフォントを追加して、好きなシンセに出来る。

私の中で一番嬉しかったのが、ベアメタルという点だ。

Raspberry Piは普通、OSが最初に起動し、その後に各ソフトが起動する。
なので、どうしても電源ON後、使えるようになるまで時間がかかる。
対して、ベアメタルはOSを介さずに直接ソフトが起動する。
RP2040-ZEROのように、ソフトが直接起動するイメージ。
実際、今回はRaspberry Pi 3 Model A+を使用したが、
数秒で起動してくれた。

mt-32pi

液晶画面は、今回も4ボタン付のOLEDを使用した。
ボタンは上から、
 ・シンセサイザーの切替、
 ・MT-32とサウンドフォントの切替、
 ・音量を下げる
 ・音量を上げる
mt-32piの設定そのまま。

DACはPCM5102Aを使用した。
5PinDINのMIDI IN端子も設置した。
Raspberry PiのUSB端子にUSB MIDI キーボードも接続できるし、
MIDI IN端子でPCとの接続もできる。

今回新たに買ったのは、100均で買ったケースのみ。
死蔵しているパーツ多すぎだな。

完成後の感想は素晴らしいの一言。
VS1053やSAM2695はピアノの音が不満だったが、
これは好きなサウンドフォントが入れられるので全然違う。

音色変更ボタンが無いので、USB MIDI キーボードを操作して
音色変更する必要がある点が少し残念だった。

また、悲しいことに開発は終了しているっぽいので
さらなる機能追加は望めないようだ。

とはいえ、このような素晴らしいソフトを開発して頂いた事には
感謝しかない。

MIDI音源 SAM26952026/07/04 21:13

M5Stack用MIDI音源ユニットを買ったので、
これでUSB MIDIキーボードを接続できるMIDI音源を作った。
GM音源チップSAM2695を搭載している。
今回は、チップに搭載されているフィルター機能もいじれるようにする。

SAM2695搭載機器はM5Stack用MIDI音源ユニットしか持っていないので、
USB MIDIキーボード入力とMIDI IN入力との切替スイッチを設けた。
これでパソコンなどから操作できる外部MIDI音源としても使える。

制御を行うマイコンは、今回もRP2040-ZEROにした。

sam2695

前面にUSB MIDIキーボード接続用のUSB-A端子、MIDI IN端子、
切替スイッチ、背面にUSB-C(電源用)とLINE OUT端子を設けた。

上面左上は、0.96インチOLEDと4つのボタンを搭載したディスプレイ。
GM音源の音色番号・音色名・フィルター名を表示。
OLED右側の白ボタンは、上から音色グループ+1、音色グループ-1、
フィルター変更、MIDIリセット信号ボタン。

左下は電源スイッチ、その右の赤ボタンは音色+1、音色-1ボタン。

右側の黒ボタン2つとボリューム4つはフィルター関連で、
ボタン1つと下2つのボリュームを1グループにした。
フィルターは4種類で、
 1.リバーブ(上からリバーブタイプ、レベル、フィードバック)
 2.コーラス(上からコーラスタイプ、レベル、フィードバック)
 3.ビブラート(上から-、周期、深さ)
 4.TVF(上から-、カットオフ周波数、レゾナンス)
起動直後は1.2.を操作出来て、
OLED右のフィルター変更ボタンで3.4.に切り替える。
なお、3.4.では黒ボタンは使用しない。

今回はフィルター関連のプログラム変更が面倒だった。
SAM2695にフィルター関連のMIDI信号を送ってやる必要があるのだが、
どんな信号か、そもそもSAM2695のフィルター関連仕様がどうなのか、
MIDIとSAM2695の仕様書両方とM5Stackのサンプルスケッチを見比べながら
なんとか動くようになった時の充実感よ。

なお、いろいろいじっていると変な音になったまま戻らなくなったので、
OLED右側の白ボタンの一つをMIDIリセット信号ボタンにした。

今回悲しかったのは、RP2040-ZEROのアナログ入力ピンの少なさ。
あと2つボリュームボタンを増やしたかった。

とはいえ、今の私には十分すぎる出来だったので満足度は高い。

USB - MIDI変換2026/07/03 20:46

前回作ったMIDI IN端子を持つ外部MIDI音源(VS1053B)だが、
パソコンと繋げるようにしたい。

一応、パソコン用のUSB-MIDI変換器Roland UM-2Gを持っているが、
Roland SC-88Pro用に常設しているので今回は使わない。
なので作る。

調べたらProMicro互換ボードを使って作成している人がいたので、
これをそのまま利用させてもらう。
ProMicro互換ボードは数枚持っていたので、これを機に消費した。
最近はESP32やRP2040を使うから、なかなか減らないんだよな。

MIDI INは不要なので、MIDI OUTのみ実装。

usbmidi

基盤の下半分はフリスクケース(上半分)で保護し、
下半分は100均のおゆプラ(黒)で覆った。
お湯で柔らかくなるプラスティックなのでいろいろと便利である。

USB端子がUSB Micro-Bなのでその点だけが不満だが、
ProMicro互換ボードは古いマイコンなので仕方ない。
機能には何の問題も無いし、
何より、自作による愛着度プラス補正が付くので良しとする。