ちびでぃ~のPRO3282012/11/23 22:54

ちびでぃ~のPRO328×3個、USBSerialモジュール×1個を
再びちっちゃいものくらぶさんから購入した。
ちびでぃ~のPRO328のうち1つは、フル実装用の部品セット。
水晶発振子などが追加されている。

ちびでぃ~のPRO328

ちなみに今回は、表面実装ICのはんだ付けやブートローダ書込みが必要な
ちょっと難易度の高いバージョンにした。

表面実装ICのはんだ付けは初体験なんで、とりあえずUSBSerialモジュールで
練習をする。
さすがに難しかったが、はんだ吸い取り器とかをフル活用しなんとか完成。

次はちびでぃ~のPRO328。
組立てに時間はかかったけど、意外と戸惑うことなく完成した。
基本的には、前回組立てたちびでぃ~のPROと変わらないからな。

今度はブートローダの書込み作業。
自作Arduinoと同じようにやれば問題ないはず。
ちびでぃ~のPRO328はATmega328なんで、自作ArduinoのATmega328Pと
ヒューズビットは同じだからな。

ブレッドボードにFT232RL シリアル変換モジュールを差し込んで、
ちびでぃ~のPRO328と接続。

(FT232RL)    (ちびでぃ~の)
       RI   --- RESET(RST)
       DSR --- SCK  (D13)
       DCD --- MOSI (D11)
       CTS --- MISO (D12)
       VCC --- VCC
       GND --- GND

ISPにピンをつけなかったんで、周りのピンに接続した。
ただ、RSTピンは実は未接続なので、ジャンパ線でつなぐ必要がある。

ちびでぃ~のPRO328書込み中

avrdude-GUIの設定
ATmega328用の設定が無いので作ってやる必要がある。
avrdude-serjtagのavrdude.confを好きなエディタで編集。
ATmega328Pの項目を全コピー・ペーストし、下記を修正する。
  id = "m328p";  →  id = "m328";
  desc = "ATMEGA328P";  →  desc = "ATMEGA328";
  signature = 0x1e 0x95 0x0F;  →  signature = 0x1e 0x95 0x14;

avrdude-GUIを起動して
・avrdude.exe Fileに、avrdude-serjtagのavrdude.exeを選択
・Programmerに、「FT232R Synchronous BitBang (diecimila)」を選択
・Deviceに、「ATmega328(m328)」を選択
・Command Line Optionに、「-P ft0 -B 4800」と記入
・Portは空欄
でFuse欄の「Readボタン」を押す。

ヒューズビット前

hFuse = DE
lFuse = FF
eFuse = 05
と入力し「Write」ボタンを押す。

Command Line Option欄の「-B 4800」を削除する。
Flash欄に「optiboot_atmega328.hex」を選択して、
「Erase - Write - Verify」ボタンを押す。

ヒューズビット後

Lock Bit欄に「0F」と入力して「Write」ボタンを押す。
これでようやく、ちびでぃ~のPRO328の完成。

あとは、ArduinoIDEでマイコンボートの「Arduino Uno」を選択したあと、
好きなスケッチを入れてやるだけ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://roadster.asablo.jp/blog/2012/11/23/6641410/tb