簡易オシロスコープ用プローブ2012/11/27 22:11

簡易オシロスコープ用プローブ

先日作った簡易オシロスコープ用にプローブを付けた。

日曜にホームセンターに行ったら、プローブになりそうな物を発見。
ELPA ICテストリード 720円。

テストリード

安っぽいけど、先っぽが本物のプローブみたく引っかけられる構造だ。
ただ、ケーブルがかなり細い。
ちょっと引っぱったら千切れそう・・・

今回取り付けるのはCH1とGNDだけだが、普段使うのはこの2つだけと思うから問題ないだろう。

プローブ ---(ケーブル)--- バナナクリップ

という構造になってるので、30cmくらいでケーブルを切断。
さくっと自作Arduinoにハンダ付けする。

自作簡易オシロ+テストリード

いい!
ワニなんかより接続しやすいし、なにより測定器みたいになった。

ちびでぃ~のPRO328 + LCD2012/11/25 22:29

ちびでぃ~のPRO328にLCDを接続してみる。

ちびでぃ~のにはLCD接続用ピンが設置できるようになっているので、
当然それを利用する。

ちびでぃ~のは、この前3つ購入した中の1つを再度組み立てて使う。
だがここで失敗。
表面実装ICの足を1本折ってしまい、A6端子が使えなくなってしまった・・・
まぁ、A6が使えない以外は問題ないので、これをLCD接続専用にしよう。

この後、LCD接続用のメスピン2×7列をハンダ付け。
ちっちゃいものくらぶさんのHPにも書いてあるが、LCDの電源ピンだけは
使うLCDに合わせて配線してやる必要がある。

今回使うLCDは、16×2行バックライト付のSC1602BSLB(700円)。
1番をVCC、2番をGNDに配線する。
接続は下記のようになる。

(ちびでぃ~の)   (LCD)
       VCC --- VCC
       GND --- GND
       D5   --- RS
       GND --- R/W
       D6   --- E
       D9   --- D4
       D10 --- D5
       D11 --- D6
       D12 --- D7

スケッチを下記のように作成してテストする。

#include <LiquidCrystal.h>

LiquidCrystal lcd(5,6,9,10,11,12);

void setup() {
  lcd.print("hello, world!");
}

void loop() {}


が、画面が表示されない・・・
コントラストの問題だろうと思い、ISPピンの場所に無理やり可変抵抗を設置。
可変抵抗の1番ピンをGND、3番ピンをVCC2番ピンをLCDのV0に接続する。
ISPの3番ピンに繋がってた基盤のパターン線は、カッターで削った。

ちびでぃ~のに電源を接続し、可変抵抗を動かしコントラストの調整を行うと、画面が見えてきた。
だけど、文字が表示されてない。

配線ミスか? と思い、テスターで当たってみると、ちびのD11 --- LCDのD6が不通。
なんと基盤のパターン線が断線してるっぽい・・・
ジャンパー線で無理矢理修正して、今度こそはと電源オン。

やた!!!


今回も紆余曲折あったけど何とか成功。
妙に達成感が大きい。

ちびでぃ~のPRO328+LCD

自作Arduinoで簡易オシロスコープ2012/11/24 23:09

九州工業大学が、パソコンとArduinoを使い簡易オシロスコープにするツールを
公開している。
電子工作初心者なんで当然オシロスコープなんて持っていないわけで、
これ幸いと試してみた。

作らなきゃいけない回路はいたって簡単なんて、ブレッドボードでさくっと作る。
Arduino部分は、前回作った自作Arduinoを利用。

簡易オシロスコープ

パソコンにProcessingというソフトと簡易オシロスコープProcessing用スケッチを、ArduinoにArduino用スケッチ入れて起動。
おぉ、動いてる動いてる、これは便利。

簡易オシロスコープ画面

初心者にとってはこれで十分ってレベルのオシロスコープだと思うので、
ブレッドボードじゃなくって基盤にきちんと作ろう。

で作った。
5時間かかった・・・

簡易オシロ&自作Arduino

PCとの接続部分は、ちっちゃいものくらぶさんのUSBSerialモジュールを利用。
配線ミスとかコンデンサ付け忘れとかいろいろあったけど、とりあえず動いた。
配線は美しくないけどね・・・

プローブ部分はどうするかな。
今はワニくちクリップでやってるけど、本物欲しいなぁ。

最後になったけど、このようなソフトを公開して頂き感謝します、九州工業大学。

ちびでぃ~のPRO3282012/11/23 22:54

ちびでぃ~のPRO328×3個、USBSerialモジュール×1個を
再びちっちゃいものくらぶさんから購入した。
ちびでぃ~のPRO328のうち1つは、フル実装用の部品セット。
水晶発振子などが追加されている。

ちびでぃ~のPRO328

ちなみに今回は、表面実装ICのはんだ付けやブートローダ書込みが必要な
ちょっと難易度の高いバージョンにした。

表面実装ICのはんだ付けは初体験なんで、とりあえずUSBSerialモジュールで
練習をする。
さすがに難しかったが、はんだ吸い取り器とかをフル活用しなんとか完成。

次はちびでぃ~のPRO328。
組立てに時間はかかったけど、意外と戸惑うことなく完成した。
基本的には、前回組立てたちびでぃ~のPROと変わらないからな。

今度はブートローダの書込み作業。
自作Arduinoと同じようにやれば問題ないはず。
ちびでぃ~のPRO328はATmega328なんで、自作ArduinoのATmega328Pと
ヒューズビットは同じだからな。

ブレッドボードにFT232RL シリアル変換モジュールを差し込んで、
ちびでぃ~のPRO328と接続。

(FT232RL)    (ちびでぃ~の)
       RI   --- RESET(RST)
       DSR --- SCK  (D13)
       DCD --- MOSI (D11)
       CTS --- MISO (D12)
       VCC --- VCC
       GND --- GND

ISPにピンをつけなかったんで、周りのピンに接続した。
ただ、RSTピンは実は未接続なので、ジャンパ線でつなぐ必要がある。

ちびでぃ~のPRO328書込み中

avrdude-GUIの設定
ATmega328用の設定が無いので作ってやる必要がある。
avrdude-serjtagのavrdude.confを好きなエディタで編集。
ATmega328Pの項目を全コピー・ペーストし、下記を修正する。
  id = "m328p";  →  id = "m328";
  desc = "ATMEGA328P";  →  desc = "ATMEGA328";
  signature = 0x1e 0x95 0x0F;  →  signature = 0x1e 0x95 0x14;

avrdude-GUIを起動して
・avrdude.exe Fileに、avrdude-serjtagのavrdude.exeを選択
・Programmerに、「FT232R Synchronous BitBang (diecimila)」を選択
・Deviceに、「ATmega328(m328)」を選択
・Command Line Optionに、「-P ft0 -B 4800」と記入
・Portは空欄
でFuse欄の「Readボタン」を押す。

ヒューズビット前

hFuse = DE
lFuse = FF
eFuse = 05
と入力し「Write」ボタンを押す。

Command Line Option欄の「-B 4800」を削除する。
Flash欄に「optiboot_atmega328.hex」を選択して、
「Erase - Write - Verify」ボタンを押す。

ヒューズビット後

Lock Bit欄に「0F」と入力して「Write」ボタンを押す。
これでようやく、ちびでぃ~のPRO328の完成。

あとは、ArduinoIDEでマイコンボートの「Arduino Uno」を選択したあと、
好きなスケッチを入れてやるだけ。

ちびでぃ~の2作成2012/11/22 23:41

先週末組み立てたちびでぃ~の2の事をつらつらと。

今回は、LCD他がついてくるフルセット版を購入。
これで1500円とは安すぎだと思う。

組立はHP見ながらやれば、ほとんど問題なく完成すると思う。
ただ、可変抵抗の取付方向がHPと90°ずれてるのにとまどった。
基盤の3本穴に入るように取り付ければ問題なし。

組み立て終わったら、HPにあるようにPCに
USBシリアルPL2023HXデバイスドライバーをインストール後、ケーブル接続。

あとはArduinoIDEで「Arduino Uno」を選択したら、
すんなりスケッチも書き込みできた。

ちびでぃ~の2

実は一昨日ちびでぃ~のPRO328を注文してたんだが、早くも今日届いた。
明日はこの組み立ての事を書こうかな。